除草剤「サーベルDF」を用いた「クズ（葛）・セイタカアワダチソウ」防除・駆除対策事例

「クズ（葛）・セイタカアワダチソウ」防除・駆除対策事例

1年目でクズ（葛）を防除したが、クズに覆われていた下草（セイタカアワダチソウ）が残ってしまい2年目の散布で防除・駆除した事例紹介

1. 試験実施日：（1回目）2022年10月13日
   （2回目）2023年10月12日
2. 試験場所：山形県鶴岡市
3. 目的：道路維持管理上問題となっている難防除つる植物「クズ（葛）」に対してサーベルDFの効果を確認する。また、セイタカアワダチソウへの効果を確認する。
   1年目でクズ（葛）を防除したが、クズに覆われていた下草（セイタカアワダチソウ）が残ってしまい2年目の散布で防除・駆除することを検証する。
4. 試験方法：動力噴霧器よる散布。
   試験薬剤：サーベルDF 0.01g/㎡
   機能性展着剤：サーファクタントWK 1,000倍加用
   希釈水量：200ml/㎡
5. 試験結果：1回目の散布でクズの駆除には成功したが、下草に発生していたセイタカアワダチソウなどが残ってしまい、旺盛に生育を始めてしまいました。2年目の散布でこれらを防除することを目的として散布を行い駆除が完了しました。
6. 考察：クズなどのつる植物は表面を覆いつくしているため、これを防除しても下草が残ってしまう場合があります。この場合2年かけて下草の防除も行うとことでイネ科植生への転換が図れることがわかりました。

2022年10月13日（施工時）

2022年11月17日（約1か月後）

2023年7月27日（散布翌年の夏期、約9か月後）

2023年10月12日（2回目施工時）

2024年7月9日（2回目散布翌年の夏期、約9か月後）

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