セイタカアワダチソウとは
セイタカアワダチソウはキク科に属する多年生の植物です。北アメリカ原産の帰化植物(外来種)で生態系被害防止外来種リストに載っています。北海道から沖縄まで日本全国に分布し、その名の通り1メートル以上の高さまで成長します。
「セイタカアワダチソウ」の防除・駆除対策事例
- 試験実施日:2022年6月29日
- 試験場所:秋田県秋田市
- 目的:道路維持管理上問題となっている難防除雑草セイタカアワダチソウに対してサーベルDFの効果を確認する。
- 試験方法:動力噴霧器による散布。
試験薬剤:サーベルDF 0.01g/㎡
機能性展着剤:サーファクタントWK 1,000倍加用
希釈水量:200ml/㎡
- 試験結果:3週間程度で効果が発現し、1か月程度で表面上は枯殺効果が確認できた。翌年5月の調査でも再生はほとんど見られなかった。
- 考察:サーベルDFの1回の散布で、セイタカアワダチソウを根まで枯殺・駆除できることが分かりました。
2022年6月29日散布
サーベルDF散布区のセイタカアワダチソウの状況
2022年7月21日調査(散布22日後)
サーベルDF散布区 効果は1か月程度で完成に近づく。
2022年7月21日(散布22日後)の他剤(左側)とサーベルDF散布区(右側)との比較
2022年8月30日調査(約2か月後)
サーベルDF散布区 効果は完成されている。
2022年8月30日(約2か月後)の他剤(左側)とサーベルDF散布区(右側)との比較
2022年10月3日調査(約3か月後)
サーベルDF散布区 セイタカアワダチソウの再生は見られない。
2022年10月3日 同時期の無処理区の状態。大型化して開花している。
2023年5月18日調査(翌年の春)
散布翌年5月のサーベルDF散布区 セイタカアワダチソウの再生はほとんどない。
2023年5月18日翌年5月の他剤(左側)とサーベルDF散布区(右側)比較
他剤区(左)は春の萌芽生長が著しいが、サーベルDF散布区(右)は萌芽再生がほとんど見られない。