サーベルDF散布日のイタチハギの状況(2022年9月27日)

除草剤「サーベルDF」を用いた「イタチハギ」防除・駆除対策事例

2024.06.05

「イタチハギ」防除・駆除対策事例

散布後2週間でイタチハギの刈払いが入った事例紹介

  1. 試験実施日:2022年9月27日
  2. 試験場所:青森県八戸市
  3. 目的:道路維持管理上問題となっている難防除雑灌木「イタチハギ」に対してサーベルDFの効果を確認する。
    今回は散布後2週間後に刈払いが入った場合の効果への影響を検証する。
    刈払い実施日:2022年10月10日、11日(約2週間後)
  4. 試験方法:動力噴霧器による散布。
    試験薬剤:サーベルDF 0.02g/㎡
    機能性展着剤:サーファクタントWK 1,000倍加用
    希釈水量:200ml/㎡
  5. 試験結果:2週間程度で刈払いが入りその後生育を停止していましたが、翌年の調査でも再生はほとんど見られませんでした。翌々年も再生は見られず、駆除が完了しました。
  6. 考察:サーベルDFの1回の散布後に2週間程度で刈払いが入った場合でも、効果にはほとんど影響はなく、イタチハギを根まで枯殺・駆除できることが分かりました。
2022年9月27日
サーベルDF散布日のイタチハギの状況(2022年9月27日)
サーベルDF散布日のイタチハギの状況
2022年10月26日(約1か月後)
約2週間前に刈払いが入っている(散布後2週間程度での刈払い)(2022年10月26日:約1か月後)
約2週間前に刈払いが入っている(散布後2週間程度での刈払い)。
2023年5月17日(散布翌年の春期、約8か月後)
再生は見られず、刈払いによる効果の減退は見られない。イネ科雑草とヨモギが残る(2023年5月17日:散布翌年の春期、約8か月後)
再生は見られず、刈払いによる効果の減退は見られない。イネ科雑草とヨモギが残る。
2023年9月15日(散布翌年の秋期、約1年後)
植生はのり面保護に有効なイネ科植物とヨモギ主体に遷移し、イタチハギの再生は見られない(2023年9月15日:散布翌年の秋期、約1年後)
植生はのり面保護に有効なイネ科植物とヨモギ主体に遷移し、イタチハギの再生は見られない。
2023年9月15日(散布翌年の秋期、約1年後)
無処理区との比較。左半分がサーベルDF処理区、右半分の無処理区はイタチハギの再生が著しい(2023年9月15日:散布翌年の秋期、約1年後)
無処理区との比較。左半分がサーベルDF処理区、右半分の無処理区はイタチハギの再生が著しい。
2024年5月22日(散布翌々年の春期、約1年8か月後)
散布翌々年の春期においてもイタチハギの再生は見られていない。駆除が完了(2024年5月22日:散布翌々年の春期、約1年8か月後)
散布翌々年の春期においてもイタチハギの再生は見られていない。駆除が完了。
2024年5月22日(散布翌々年の春期、約1年8か月後)
無処理区のイタチハギ状況(50㎝以上伸びている)(2024年5月22日:散布翌々年の春期、約1年8か月後)
無処理区のイタチハギ状況(50㎝以上伸びている)。

関連コラム

除草剤「サーベルDF」を用いた「セイタカアワダチソウ」防除・駆除対策事例
除草剤「サーベルDF」を用いた雑灌木「ギンネム」防除・駆除対策事例
除草剤「サーベルDF」による雑灌木「ニセアカシア」「イタチハギ」防除・駆除対策事例
除草剤「サーベルDF」による雑草「クズ」「セイタカアワダチソウ」防除・駆除対策事例
サーベルDFを用いた国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)登録工法とは

よく見られている情報
カテゴリー
  • 農薬登録の変更情報をいち早くお届け!メルマガ登録
  • LINE友達登録でお役立ち情報配信中

お問い合わせ

雑草や害虫など一人ひとりのお悩みに合わせた解決策をご提案します。
まずはお気軽にご相談ください。