MBCニュース

全国の産地で栽培されている話題の作物をご紹介いたします。

MBCニュースとは?

MBCニュースとは

1986(昭和61)年1月、「丸和の動きや方針、技術情報など知らせてくれるニュースのようなものが欲しい」との要望に応え、広報部(当時)が担当して企業広報誌「MBCニュース」第一号を発刊致しました。経営方針や新製品情報、業界の動向などを中心に発行し、2004年9月発行(第70)号をもって、その機能を本ホームページに移行しました。

ここでは、当時より続く連載企画「話題の作物を訪ねて」を掲載し、全国の産地で栽培されている作物をご紹介させて頂きます。

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福岡県八女地域の「八女茶」

八女茶」

ホッと一息つきたい時や、気分転換したい時などに何気なく口にするのが「お茶にしよう」という一言。お茶は毎日の生活の中の句読点のごとく、1日の生活リズムを調整してくれるような不思議な存在です。

今回訪問した福岡県八女地域は全国屈指のお茶の産地。7市町村から出荷される薫り高く味わい深い茶葉は、『福岡の八女茶』のブランドで全国にその名が知れ渡っています。

JAふくおか八女 農産部茶業課の森田課長に話を伺うと「当地域では約1,500ha、2,400名弱の生産者の方が茶栽培に取組んでおり、栽培地帯は中山間地と平地で半々程度です。主力品種は『やぶきた』ですが煎茶・かぶせ茶・玉露・伝統本玉露等を生産しています。特徴的なのが『伝統本玉露』で被覆資材(稲わら・すまき)を限定、1.5葉期頃に被覆を開始し、芽の伸長具合を見ながら被覆程度を厚くして高品質を保ち、香りや味の良さで高い評価を得ています」とのこと。

主な病害虫はとの問いに「虫害はダニ、ウンカ、スリップスが問題ですね。地球温暖化の影響か、発生サイクルが早くなりつつあり苦慮しています。病害は新梢枯死症、赤焼病が問題です。防除適期の把握が必要ですね」と説明して下さいました。

現在の取り組みについて、福岡県八女地域農業改良普及センターの東係長に話を伺うと「乗用型機械が園地に入ることにより土壌の硬化が進むため、園地の土壌改善を推進しています。また、県が輸出を促進するなど販売面でのサポートに取り組んでおり、日本食ブームも手伝って、現在はドイツなどヨーロッパへの輸出が増加しています。他にも『活力研究会』が発足して、生産と販売の両面を向上させていく取り組みが始まっています」とのことでした。

全国茶品評会・玉露の部において、平成13年より9年連続で同地域内の生産者が農林水産大臣賞を受賞するなど、品質の良さは折り紙つき。その『本物』の味を、いつかは楽しんでみたいものです。

(2009年9月掲載)

MBCニュース バックナンバー
神奈川県三浦市の「だいこん」
大分県の「大分白ねぎ」
熊本県八代市の「晩白柚」
北海道浦臼町の「ワイン専用品種ぶどう」
愛媛県の「甘平(かんぺい)」
埼玉県本庄市の「ロマネスコ」
広島県尾道市の「広島わけぎ」
三重県長島地区の「三重なばな」
茨城県行方市の「チンゲンサイ」
北海道和寒町の「かぼちゃ」
熊本県熊本市の「すいか」
香川県坂出市の「金時にんじん」
千葉県白井市の「梨」
山形県村山地域の「食用菊」
千葉県柏市の「かぶ」
山口県の「はなっこりー」
栃木県小山地区の「ハトムギ」
静岡県浜松市の「エシャレット」
北海道本別町の「あずき」
宮崎県の「日向夏」
山形県天童市の「ラ・フランス」
長野県須坂市の「ナガノパープル」
高知県の「文旦」
鳥取県鳥取市福部町の「砂丘らっきょう」
福岡県八女地域の「八女茶」
富山県の「チューリップ」
青森県田子町の「にんにく」
北海道十勝地域の「十勝川西長いも」
徳島県鳴門地域の「なると金時」
鹿児島県志布志市の「ピーマン」
愛知県西三河地域の「いちじく」
福島県田村地域の「エゴマ」
長野県中野市の「えのきたけ」
岡山県南部の「千両茄子」
沖縄県の「マンゴー」
栃木県上都賀地域の「ニラ」
福岡県八女地域の「キウイフルーツ」
高知県の「ショウガ」
静岡県遠州地域の「メロン」

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