カーメックス顆粒水和剤 ~ゼニゴケに対する効果と効果的な使い方~

カーメックス顆粒水和剤① ~ゼニゴケに対する効果と効果的な使い方~

2023.11.01

コケは庭園などの景観に重宝されてきた歴史がありますが、ゼニゴケのように、好まれないコケもあります。そこでコケを除草しようと思っても、地面に張り付いているため撤去するのは大変困難です。今回ご紹介するカーメックス顆粒水和剤はコケ類(ゼニゴケ)に高い効果と、長期の抑草効果を兼ね備えています。

コケ類の特性
コケ類は胞子から発芽し繁殖する植物でゼニゴケ、ギンゴケ、イシクラゲなど様々な種類があります。日当たりの悪い庭や空き地に繁殖しやすく一度繁殖してしまうと、手での除草は大変困難となり、非常にやっかいな植物です。

ゼニゴケ
ギンゴケ
イシクラゲ

1 登録内容(関連事項のみ抜粋)

作物名 適用場所 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法 DCMUを含む農薬の使用回数
薬 量 希釈水量
樹木等 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面、鉄道等 コケ類 コケ類:生育期 200~400g/10a(* 0.2~0.4g/㎡) 25~100ℓ/10a(* 25~100㎖/㎡) 3回以内★ 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草京葉散布又は全面土壌散布 3回以内★
イシクラゲ イシクラゲ:生育期

*「イシクラゲ」に使用する場合は400g/10aでご使用ください
★年間使用回数

《ゼニゴケへの効果》

カーメックス顆粒水和剤(ゼニゴケ 効果進行グラフ)

64日後写真

カーメックス顆粒水和剤「ゼニゴケへの効果:散布後64日経過写真」

*枯殺度:0(無反応)~10(完全枯死)
散布7~14日程度で効果が表れ始め、約1か月半後に効果が完成します。90日(3か月)後でも高い抑草効果が見られます。

使用方法

カーメックス顆粒水和剤(使用方法・希釈表)

ゆっくりと効果が現れ、1~2か月程度かけて密度を減少させていきます。

使用上のポイント・注意点

✔コケ類の後発生を3か月以上抑制します。

✔処理後2か月経過した場合でも照度が上がると効果が発現します。

✔コケ類に希釈水量50ℓ/10a以下で使用する際は展着剤を加用してください。

✔日当たりの良い場所と日当たりの悪い場所では効果に差があります。日当たりの良い場所であっても枯らすまで約1か月程度の期間が必要です。日当たりの悪い場所では効果の進行が緩慢となり、枯らすまで長い期間を要します。

カーメックス顆粒水和剤(使用上のポイント・注意点)

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