オオキンケイギク

外来生物法とオオキンケイギク ~なぜ今、駆除が求められているのか~

2026.08.05

≪鮮やかな黄色い花の裏側で≫

初夏になると、河川敷や道路沿いで鮮やかな黄色の花を咲かせるオオキンケイギク。美しい景観植物として親しまれてきましたが、現在は日本の生態系に大きな影響を及ぼす「特定外来生物」に指定されています。オオキンケイギクは繁殖力が非常に強く、一度定着すると在来植物の生育場所を奪い、地域本来の植生を変化させてしまう恐れがあります。

こうした背景から、日本では生物多様性の保全を目的として「外来生物法」が整備され、オオキンケイギクも含めた特定外来生物(陸生植物)の適切な管理・駆除が求められています。

参考資料:環境省「日本の外来種対策」

≪外来生物法の強化と行政の動き≫

外来生物対策は、1992年に採択された「生物多様性条約」を出発点として進められてきました。その後、日本では生物多様性国家戦略(2012~2020)が閣議決定され、外来生物法が制定されています。

その後、2022年2月には総務省より「外来種対策の政策評価」が報告され行政における取組の進捗状況や課題が指摘されました。

出典:総務省「外来種対策の推進に関する政策評価」

これを受け、2023年の外来生物法の改正*では国や地方公共団体の「責務」がより明確化され、2025年には国土交通省においても「地域と連携した河川における外来植物対策ハンドブック(令和7年度増補版)」が発表されるなど駆除の啓発に取り組んでいます。

参考資料:環境省「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律について
(P9に法律の全体像と「責務規定」の新設)」

参考資料:国土交通省河川環境課「地域と連携した河川における外来植物対策ハンドブック(案)
(令和7年度増補版)」

≪生物多様性を守るための駆除へ≫

特定外来生物には、オオキンケイギク、オオハンゴウソウ、アレチウリ及びナルトサワギクなどが指定されています。

この中でオオキンケイギクは全国的に繁殖がみられ、総務省や環境省においてもその対策強化が求められています。

駆除する場合の手順や規制も定められ、現場で管理を担う事業者にも適切な対応が求められていますが、手取り除草や刈取りだけでは再生を繰り返すケースも多く継続的な管理(含むコスト)が課題となっています。

≪駆除から生態系の回復へのご提案≫

丸和バイオケミカルでは、NETIS(新技術情報提供システム)登録を取得した「アトラクティブ」を活用したオオキンケイギクの防除をご提案しています。

アトラクティブは既に公共場面での管理分野において活用実績を有し、省力化と高い防除効果を両立できる技術として期待されています。

アトラクティブを用いた国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)登録工法とは

国土交通省 NETIS(新技術情報提供システム)への登録内容

名称:アトラクティブを用いた、特定外来生物(陸生植物)オオキンケイギク、オオハンゴンソウ、アレチウリ、ナルトサワギクの防除工法

NETIS 登録番号:CG-240004-A

登録年月日:2024/07/08(R06/07/08)

特に、

  • 広範囲に繁茂したオオキンケイギクの防除
  • 道路法面や堤防など作業負荷の高い場所での管理
  • 継続的な維持管理コストの低減
  • 在来植物の回復を目的とした植生管理

といった目的で、有効なソリューションとしてご活用いただけます。

外来生物法への対応と生物多様性保全の両立に向けて、丸和バイオケミカルは現場に即した防除技術を提案し、持続可能な環境管理をサポートします。

*本コラムは2026年7月1日時点の情報に基づいて作成しています。

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