チフェンスルフロンメチル

麦の生育期に散布できる低薬量除草剤

ハーモニー75DF 水和剤
種別
除草剤
適用場面
農耕地

米国デュポン社で開発されたスルホニルウレア系の除草剤です。麦畑や草地に発生する雑草に対し、きわめて高い効果のある茎葉処理型除草剤です。

登録番号 第18081号
毒性 普通物
有効年限 4年
性状 淡褐色微粒及び細粒
包装 10g×30
有効成分 チフェンスルフロンメチル75.0%

SDS(安全データシート)

対象作物名

小麦、 大麦、 飼料用とうもろこし

適用場所

牧野、草地

特長

小麦・大麦

  • 生育期のスズメノテッポウや多くの1年生雑草に対し、すぐれた除草効果を発揮します。
  • 使用量は10アール当り小麦で3~10g、大麦で5~10gときわめて低薬量です。
  • 散布適期の幅にも余裕があるので他の作業との調整も容易です。
  • 雑草の発生程度を確かめてから散布するので、ムダがありません。
  • 気温や土質、土性による効果ブレもほとんどありません。
  • ドライフロアブルのため、開封時や薬剤調製時の風による舞い上がりもなく、安心して容易に取り扱えます。
  • 土壌中での分解が早いので、後作物に対する影響はほとんどありません。
  • 麦畑での除草効果
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処理区

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無処理区

牧野・草地

  • 生育期のギシギシに対して根まで枯らすすぐれた除草効果を発揮します。
  • 使用量は10アール当り0.5~5gときわめて低薬量で経済的です。
  • 新播草地の定着後、経年草地の一番草刈取後(夏処理)から最終番草刈取後(秋処理)まで幅広く使用できます。
  • ギシギシに対する効果

1. 夏処理
試験場所:岩手県雫石町
処理月日:1995年7月5日
使用量:5g/10アール
調査月日:1995年7月20日

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処理時

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15日後

2. 秋処理、翌春のギシギシ根部
試験場所:青森県畜産試験場
処理月日:1993年10月9日
使用量:3g/10アール
調査月日:1995年7月20日

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根部外観は黒色に変色

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根部内部も褐変

登録内容

作物名適用場所適用雑草名使用時期適用土壌使用量本剤の使用回数使用方法適用地帯チフェンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数
薬量希釈水量
小麦(春播) 一年生広葉雑草 小麦3~5葉期 全土壌(砂土を除く) 3~5g/10a 100L/10a 1回 雑草茎葉散布 北海道 1回
小麦(秋播) ギシギシ類 幼穂形成期
(但し、収穫45日前まで)
一年生広葉雑草 7.5~10g/10a
小麦 一年生広葉雑草
スズメノテッポウ
は種後~節間伸長前
(但し、スズメノテッポウ5葉期まで)
5~10g/10a 雑草茎葉散布又は全面土壌散布 東北以西(九州を除く)
麦1葉期~節間伸長前
(但し、スズメノテッポウ5葉期まで)
雑草茎葉散布 九州
カズノコグサ 麦1葉期~節間伸長前
(但し、カズノコグサ1~3葉期まで)
土壌処理剤との体系処理で使用
10g/10a
大麦
一年生広葉雑草
スズメノテッポウ
麦1葉期~節間伸長前
(但し、スズメノテッポウ5葉期まで)
5~10g/10a
は種後~節間伸長前
(但し、スズメノテッポウ5葉期まで)
雑草茎葉散布又は全面土壌散布 東北以西(九州を除く)
牧草 牧野、草地 一年生広葉雑草

雑草生育期
但し、
採草21日前まで

3~5g/10a 雑草茎葉散布
ギシギシ類
新播草地定着後
(但し、ギシギシ草丈20cm以下)但し採草21日前まで
0.5~1g/10a
飼料用とうもろこし ギシギシ類 飼料用とうもろこし2~4葉期
(雑草生育期)
全土壌(砂土を除く) 2g/10a 全域

使い方

薬液の調製方法

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あらかじめバケツなどに所定量の薬剤を水でよくとかす

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次に1/3ほどの注水したタンクにとかした薬剤を入れる

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所定推量まで満たしながらよくかくはんする

注意事項

  • 所定量の薬剤を所定量の水に加え、よくかき混ぜてから均一に散布してください。
  • 調製した薬液は速やかに使用してください。
  • 散布直後に降雨が予想される場合は使用を避けてください。
  • 散布液の飛散や流出によって有用植物に薬害が生じることのないように十分注意して散布してください。なお、必要に応じて飛散防止ノズルを使用して散布してください。
  • 本剤を連年施用するとスズメノテッポウに効果が劣ることがあるので、有効な薬剤との組み合わせ、または輪番で使用してください。
  • 本剤散布に用いた器具類は、タンクやホース内外に薬液が残らないよう使用後できるだけ早く水でよく洗浄し、他の用途に使用する場合薬害の原因にならないよう注意してください。
  • 散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、環境に影響を与えないように適切に処理してください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
  • 使用量に合わせて薬液を調製し、使いきる。空袋は圃場などに放置せず適切に処理してください。
  • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り他の容器に回収してください。
  • 移送取扱いは、ていねいに行い、転倒、破損することのないようにしてください。

麦類に使用する場合

  • 必要に応じて展着剤を加用してください。
  • 単用処理の場合は、10アール当り7.5~10gでの使用をおすすめします。
  • 体系処理の場合は、土壌処理剤との体系処理で使用してください。
  • 小麦(春播)に使用する場合、イネ科雑草には効果が劣るので、イネ科雑草に有効な土壌処理剤との体系で使用してください。

牧草に使用する場合

  • 本剤はクローバーに薬害を生じるので、これらの牧草には使用しないでください。
  • 本剤は茎葉処理剤なので、ギシギシの葉が展葉してから散布を行ってください。
  • 本剤の散布後21日間は採草及び放牧を行わないでください。
  • 一年生牧草に使用する場合は薬害の恐れがあるため、一年生牧草の5葉期以降に使用してください。
  • 多年生牧草の新播草地では薬害の恐れがあるため、0.5~1gの薬量で使用してください。
  • 0.5~1gの薬量で使用の場合は、実生以外のギシギシ類には効果が劣るので、実生のギシギシ類に対して使用してください。
  • 新品種および新草種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。

飼料用とうもろこしに使用する場合

  • 有機リン系殺虫剤との混用および7日以内の近接散布は、薬害を生じることがあるので避けてください。
  • 薬害が生ずるおそれがあるので必ず所定量及び使用時期を守り、均一に散布してください。

薬害が生ずるおそれがあるので必ず所定量及び使用時期を守り、均一に散布してください。

タンク洗浄方法はこちら(PDF

  • 本剤の使用に当たっては、必ずラベルをよくお読みください。また使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けていただくよう、お願い申し上げます。

お問い合わせ先

丸和バイオケミカル株式会社
アグロ事業部
マーケティング部
TEL:03-5296-2345

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