MBCニュース

全国の産地で栽培されている話題の作物をご紹介いたします。

MBCニュースとは?

MBCニュースとは

1986(昭和61)年1月、「丸和の動きや方針、技術情報など知らせてくれるニュースのようなものが欲しい」との要望に応え、広報部(当時)が担当して企業広報誌「MBCニュース」第一号を発刊致しました。経営方針や新製品情報、業界の動向などを中心に発行し、2004年9月発行(第70)号をもって、その機能を本ホームページに移行しました。

ここでは、当時より続く連載企画「話題の作物を訪ねて」を掲載し、全国の産地で栽培されている作物をご紹介させて頂きます。

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千葉県柏市の「かぶ」

かぶ」

1月7日の朝に食す「七草がゆ」。邪気を払う意味だけでなく、お節料理で疲れた胃を休めると同時に不足しがちの野菜を補う意味もあるそうですが、七草で「すずな」と呼ばれる野菜が今回紹介する『かぶ』なのです。

千葉県は全国1位の小かぶの産地。当社の本社が所在する東京・秋葉原から電車で約40分の距離にある柏市は県内でも特に生産が盛んな地域です。冬晴れのある日、JAちば東葛 柏地区経済センターの長妻副センター長を訪問し、話を伺いました。

「当地での栽培が盛んになったのが大正時代で、豊四季地区の開墾地で始まったのが最初です。当時、朝に収穫して荷車で東京に当日中に運ぶことの出来るギリギリの距離であったのが発展した1つの理由です。現在、当JAでの栽培状況は、36件の生産者で栽培面積120ha、販売額6億円程度です。1つ1つの圃場面積はそれほど大きくない典型的な都市型農業ですが、首都圏に近い地の利を生かして販路を拡大中です。栽培は手作業に頼る工程が多いので大変ですが、若い後継者も多く生産量を増やす努力も絶えず行っています」とのこと。

栽培については「ほぼ周年出荷しています。収穫日数は7月末頃の種では45日、12月の種では120日程度と季節によって差があります。1圃場で年間平均2.5回転の収穫ペースといったところでしょうか」。

主な病害虫は「害虫は夏場のハイマダラノメイガ、春先から発生するマメハモグリバエ、病害は10~11月と5~7月辺りに発生する白さび病と他の産地ではあまり発生しない硫黄病が問題です。いずれも薬剤による適切な防除によって対応しています」とのこと。

今後の目標としては「単価を上げるための努力として反収を増やしたいのと、加工品として漬物の販売を手掛けているので、そちらを広めていきたいですね」と長妻副センター長の弁。生産量の維持拡大に向けた動きは、これからも活発化していくことでしょう。

(2013年1月掲載)

MBCニュース バックナンバー
神奈川県三浦市の「だいこん」
大分県の「大分白ねぎ」
熊本県八代市の「晩白柚」
北海道浦臼町の「ワイン専用品種ぶどう」
愛媛県の「甘平(かんぺい)」
埼玉県本庄市の「ロマネスコ」
広島県尾道市の「広島わけぎ」
三重県長島地区の「三重なばな」
茨城県行方市の「チンゲンサイ」
北海道和寒町の「かぼちゃ」
熊本県熊本市の「すいか」
香川県坂出市の「金時にんじん」
千葉県白井市の「梨」
山形県村山地域の「食用菊」
千葉県柏市の「かぶ」
山口県の「はなっこりー」
栃木県小山地区の「ハトムギ」
静岡県浜松市の「エシャレット」
北海道本別町の「あずき」
宮崎県の「日向夏」
山形県天童市の「ラ・フランス」
長野県須坂市の「ナガノパープル」
高知県の「文旦」
鳥取県鳥取市福部町の「砂丘らっきょう」
福岡県八女地域の「八女茶」
富山県の「チューリップ」
青森県田子町の「にんにく」
北海道十勝地域の「十勝川西長いも」
徳島県鳴門地域の「なると金時」
鹿児島県志布志市の「ピーマン」
愛知県西三河地域の「いちじく」
福島県田村地域の「エゴマ」
長野県中野市の「えのきたけ」
岡山県南部の「千両茄子」
沖縄県の「マンゴー」
栃木県上都賀地域の「ニラ」
福岡県八女地域の「キウイフルーツ」
高知県の「ショウガ」
静岡県遠州地域の「メロン」

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