ベリマーク®SC


ジアミド系野菜向け灌注専用殺虫剤

殺虫剤 農耕地

チョウ目害虫に卓効を示すほか、ハモグリバエ類、アブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類など広範囲な害虫に有効です。

登録番号
第24090号
有効成分
シアントラニリプロール(化管法2種)18.7%
毒性
普通物
有効年限
4年
性状
類白色水和性粘稠懸濁液体
RACコード
FRAC:28
お問い合わせ
お電話
アグロ普及部
03-5296-2345


基本情報・適用表

対象作物名

キャベツ、はくさい、ブロッコリー、レタス、非結球レタス、カリフラワー、ねぎ、ほうれんそう、いちご、非結球あぶらな科葉菜類、ケール、トマト、ミニトマト、きゅうり、ピーマン、なす、メロン、すいか、ししとう、しそ

登録内容(適用表)

作物名 適用害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 シアントラニリプロールを含む農薬の総使用回数
キャベツ ハスモンヨトウ
アザミウマ類
アブラムシ類
コナガ
アオムシ
ヨトウムシ
ハイマダラノメイガ
ネキリムシ類
ウワバ類
シロイチモジヨトウ
キスジノミハムシ
400倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊
(約30cm×60cm、使用土壌約1.5~4ℓ)
当り0.5ℓ
育苗期後半~定植当日 1回 灌注 4回以内
(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内)
はくさい アブラムシ類
コナガ
アオムシ
ハスモンヨトウ
カブラハバチ類
シロイチモジヨトウ
キスジノミハムシ
育苗期後半~定植当日 4回以内
(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内)
ハイマダラノメイガ は種覆土後~定植当日
ブロッコリー コナガ
アオムシ
ハスモンヨトウ
アブラムシ類
アザミウマ類
シロイチモジヨトウ
育苗期後半~定植当日 4回以内
(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内)
ハイマダラノメイガ は種覆土後~定植当日
レタス
非結球レタス
オオタバコガ
ハモグリバエ類
ハスモンヨトウ
アブラムシ類
ヒメフタテンヨコバイ
ウワバ類
シロイチモジヨトウ
育苗期後半~定植当日 4回以内
(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内)
コオロギ類 定植当日
カリフラワー アオムシ
コナガ
ハスモンヨトウ
育苗期後半~定植当日 1回
ねぎ タマネギバエ
タネバエ
シロイチモジヨトウ
アザミウマ類
ハモグリバエ類
ネキリムシ類
ネギコガ
4回以内
(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は3回以内(但し、株元灌注は1回以内))
シロイチモジヨトウ
アザミウマ類
ハモグリバエ類
ネキリムシ類
ネギコガ
2,000倍 0.5ℓ/㎡ 収穫7日前まで 株元灌注
ほうれんそう ハスモンヨトウ 2,000倍 0.1ℓ/㎡ 灌注 1回
ハスモンヨトウ
シロオビノメイガ
アブラムシ類
4,000倍 0.2ℓ/㎡
いちご ハスモンヨトウ
アザミウマ類
コナジラミ類
コガネムシ類
チバクロバネキノコバエ
1,000倍 50mℓ/株 育苗期後半~定植当日 灌注 4回以内
(定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の散布は3回以内)
アブラムシ類 25~50mℓ/株
ハスモンヨトウ 育苗期後半
ハスモンヨトウ 10,000倍 500㎖/株 定植直後 株元灌注
非結球あぶらな科葉菜類
(ケールを除く)
アオムシ
コナガ
アブラムシ類
4,000倍 0.2ℓ/㎡ 収穫7日前まで 灌注 1回
ケール アオムシ
コナガ
アブラムシ類
4,000倍 0.2ℓ/㎡ 収穫7日前まで 2回以内
(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は1回以内)
ネキリムシ類 400倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊
(約30cm×60cm、使用土壌約1.5~4ℓ)
当り0.5ℓ
定植当日
しそ アブラムシ類 400倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊
(約30cm×60cm、使用土壌約1.5~4ℓ)
当り0.5ℓ
育苗期後半~定植当日 1回
トマト
ミニトマト
コナジラミ類 200倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊
(約30cm×60cm、使用土壌約1.5~4ℓ)
当り0.5ℓ
育苗期後半~定植当日 灌注 5回以内
(定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の株元灌注は1回以内、定植後の散布は3回以内)
10,000倍 1~3ℓ/㎡ 定植14日後まで 株元灌注
作物名 適用害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 シアントラニリプロールを含む農薬の総使用回数
薬量 希釈水量
きゅうり ハモグリバエ類
アザミウマ類
コナジラミ類
400株当り25mℓ 400株当り10~20ℓ
(1株当り25~50mℓ)
育苗期後半~定植当日 1回 灌注 4回以内
(定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の散布は3回以内)
アブラムシ類 400株当り2~20ℓ
(1株当り5~50mℓ)
400株当り20~200ℓ
(1株当り50~500mℓ)
定植直後 株元灌注
アザミウマ類 400株当り20ℓ
(1株当り50mℓ)
トマト
ミニトマト
アブラムシ類
アザミウマ類
ハモグリバエ類
トマトキバガ
400株当り10~20ℓ
(1株当り25~50mℓ)
育苗期後半~定植当日 灌注 5回以内
(定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の株元灌注は1回以内、定植後の散布は3回以内)
コナジラミ類 400株当り10~20ℓ
(1株当り25~50mℓ)
400株当り20~200ℓ
(1株当り50~500mℓ)
定植直後 株元灌注
ピーマン アブラムシ類
アザミウマ類
コナジラミ類
400株当り10~20ℓ
(1株当り25~50mℓ)
育苗期後半~定植当日 灌注 4回以内
(定植時までの処理及び定植直後の株元灌注は合計1回以内、定植後の散布は3回以内)
コガネムシ類 400株当り10ℓ
(1株当り25mℓ)
アブラムシ類 400株当り20~200ℓ
(1株当り50~500mℓ)
定植直後 株元灌注
なす コナジラミ類
アブラムシ類
アザミウマ類
ハモグリバエ類
ネキリムシ類
400株当り10~20ℓ
(1株当り25~50mℓ)
育苗期後半~定植当日 灌注 1回
アブラムシ類 400株当り20~200ℓ
(1株当り50~500mℓ)
定植直後 株元灌注
メロン
すいか
アブラムシ類
アザミウマ類
コナジラミ類
400株当り10~20ℓ
(1株当り25~50mℓ)
育苗期後半~定植当日 灌注
アブラムシ類 400株当り20~200ℓ
(1株当り50~500mℓ)
定植直後 株元灌注
ししとう アブラムシ類
アザミウマ類
コナジラミ類
400株当り10ℓ
(1株当り25mℓ)
4回以内
(灌注は1回以内、散布は3回以内)

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注意事項

  • 使用前によく振ってから使用してください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 散布液調製後はできるだけ速やかに使用してください。
  • アルカリ性の農薬や肥料との混用はさけてください。
  • 本剤は土壌表面に処理することで効果を発揮することから、株元灌注を行う場合には、作物の株元に処理出来る時期に処理してください。
  • みずかけな(水掛菜)に使用する場合は、ほ場内に水がない状態で使用してください。また、使用後14日間は入水しないでください。
  • 過度の連用をさけ、可能な限り作用性の異なる薬剤やその他の防除手段を組み合わせて使用してください。
  • 空容器はほ場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理してください。洗浄水は散布液調製に用いるなど、ほ場等で使用してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします。
  • 誤飲などのないよう注意してください。
  • 使用の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して薬剤が皮ふに付着しないよう注意してください。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努めてください。
  • 漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収してください。
  • 移送取扱いは、ていねいに行ってください。

魚毒性等:水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
保管:密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。

  • 本剤の使用に当っては、必ずラベルをよくお読みください。また使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けていただくよう、お願い申し上げます。

ベリマーク®、サイアジピル®はFMC Corporationまたはその米国およびその他の国の子会社・関連会社の登録商標です。

特長

  • あらかじめ作物に有効成分が吸収されるため、しっかりと防除が行き届き、頑強で健全な初期生育が実現、安心の栽培スタートが切れます。
  • 短時間で多くの苗を処理できるので効率的です。他の作業にあてる時間的余裕が生まれ、経営規模拡大の機会にもなります。
  • 作業が天候に左右されにくく、スケジュール通りに仕事が運べ、安定経営に貢献します。
  • 有効成分の作用により害虫は筋収縮を起こすので、摂食行動が速やかに止まり、作物への被害を最小限にとどめることができます。また、これにより害虫が媒介する、ある種の病害の伝播を減少させる効果も期待できます。
  • 天敵、訪花昆虫への安全性が高く、IPMプログラムに組み込むことが可能です。



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