ムシラップはミツバチ、マルハナバチに対して影響がありますか?
薬液が直接虫体にかかると影響が出る可能性があります。作物体表面の薬液が乾いてしまえば影響ありませんので、散布翌日に放飼されることをお勧めします。
ムシラップは天敵(カブリダニ類)に影響がありますか?
天敵放飼直後、定着前の散布は影響及ぼしますので放飼前または天敵定着後にお使いください。定着の目安は放飼後1~2週間(但し、厳冬期は3~4週間)前後です。やむを得ず天敵定着前に使用する場合は、全面散布ではなく、ハダニ類等の発生箇所へのスポット散布をお勧めします。
ムシラップは有機JASの認定資材になっていますか? また、特別栽培農産物ではどのような扱いになりますか?
本剤は食品添加物を有効成分とする農薬ですが、有機JAS資材には認定されておりません(有機JAS栽培では使用することはできません)。また、特別栽培農産物につきましては各都道府県独自の基準に基づいて運用されています。当該都道府県の認証担当部署にお問い合わせください。
うどんこ病への効果のメカニズムを教えてください。
葉面上のうどんこ病に本剤を処理すると物理的な作用により胞子が洗い流され、また胞子形成および胞子からの発芽を抑えることにより病気の進展を抑制します。
注意事項に「いちごに使用する場合、品種により果実に薬害を生じるおそれがある」との記述があります。どのような品種ですか?
果皮が柔らかい品種(章姫)で、冬期~春期の薬液が乾きにくい時期において、完全着色期(完熟期)に果皮に障害が出た事例があります。
アザミウマに対して効果はありますか?