- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 生育した雑草には効果が少ないので、雑草の発生前に散布してください。
- 砂地で水はけのよい畑では使用をさけてください。また沖積畑では薬量をひかえめにしてください。
- 散布液調製時及び散布時は、農薬用マスク、不浸透性手袋、ゴム長靴、長ズボン・長袖作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして、洗眼してください。
- 公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
- 誤食などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合は吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。使用中に異常を感じたときは、直ちに医師の手当を受けてください。
- 眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください(刺激性)
- 皮ふに付着しないように注意してください。皮ふに付いた場合は直ちに石けんで洗い落としてください(刺激性)
- 使用後、容器や散布機具は必ず水で十分に洗ってください。
- 散布器具や容器の洗浄水は河川等に流さず、環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
〔特に一般畑作物に使用する場合〕
- 本剤は残効性が長く、後作物に対して影響を及ぼすことがあるので注意してください。
- 特に、いね科、まめ科、うり科、なす科及びあぶらな科作物では影響が認められているので、露地においては本剤処理後6ヶ月以内にこれらを後作物として栽培しないでください。
- 施設内(トンネル、雨除け栽培を含む)において、ほうれんそう以外の後作物を栽培する可能性がある場合には本剤を使用しないでください。 また、施設内において本剤を使用する場合は年1回としてください。
- てんさい(直播栽培)のは種前及びてんさい(移植栽培)に使用する場合は、2~3cmの深さに土壌と混和してください。
- ほうれんそう及びてんさいのは種後に使用する場合は、覆土深は1cm以上とし発芽後の使用はさけてください。
- 地下水位の高い所や降雨後など土壌が湿り過ぎている場合は、薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
〔特に日本芝(こうらいしば)に使用する場合〕
- ターフ形成前又は老質化した芝生では使用をさけてください。特に傾斜地では窪地に薬剤が集中するおそれがあるので、薬量、散布液量を少なめにして、均一に散布するよう十分注意してください。
- 西洋芝には使用をさけてください。
魚毒性等:水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
保管:密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。
- 本剤の使用に当たっては、必ずラベルをよくお読みください。また使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けていただくよう、お願い申し上げます。