- 散布液調製後は、そのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
- 雑草茎葉散布の場合は、雑草の草丈が20cm以下の時期に散布してください。なお、気温の高い時期(20℃以上)の散布が効果的です。
- 雑草茎葉散布の場合は、雑草の大きさや密度に応じて、散布液量を適宜増減し、茎葉が十分濡れるように散布してください。
- 散布時は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖作業衣などを着用してください。散布液を吸い込んだり、多量に浴びたりしないように注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 散布器具、容器の洗浄水及び残りの薬剤は河川等に流さず、容器、空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理をしてください。
- 誤食などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。使用中に異常を感じたときは直ちに医師の手当を受けてください。
- 激しい降雨の予想される場合は使用しないでください。
- 火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努めてください。
- 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収してください。
- 移送取扱いは、ていねいに行ってください。
- 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。
- 使用後の容器や散布器具は必ず水で十分洗っておいてください。
〔特に畑、果樹園などで使用する場合〕
- 砂質で水はけのよい圃場や、激しい降雨の予想される場合は、薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 一般畑作物に使用する場合、覆土はできるだけ細かく砕いた土を用い、均一厚めに行ってください。
- 作物の茎葉にかからないように注意して散布してください。
- かんきつ、りんご、桑などに対しては、定植後2年以上経過してから使用してください。又、作物の根が露出している場合には使用をさけてください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
〔特に水田畦畔で使用する場合〕
- 農作物(水稲)に接近して散布するので、散布液が飛散して農作物にかからないように十分注意してください。
- ノリ面散布はさけてください。又、塗り畦に使用する場合、畦塗り直後で濡れているときは、水田に流入して薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 散布液が水田に流入するおそれがあるところでは使用しないでください。とくに透水性の大きな畦畔、砂質土では完全に除草すると、畦が崩れたり、散布液が水田に流入し、水稲に薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 翌年に移動する畦、又は崩して水田にする畦には使用しないでください。
〔特に緑地管理で使用する場合〕
- 激しい降雨の予想される場合は使用をさけてください。
- 散布液の飛散、あるいは本剤の流出によって、有用植物に薬害が生じることのないよう十分に注意して散布してください。
- 水源池、養殖池等に本剤が飛散・流出しないように十分注意してください。
- 公園、堤とう等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
【その他使用上のポイント】
水田畦畔への使用の場合、寒地では使用しないでください(北海道)
魚毒性等:水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬剤が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
保管:密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した場所に保管してください。
- 本剤の使用に当たっては、必ずラベルをよくお読みください。また使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けていただくよう、お願い申し上げます。