スズメノカタビラに対しての効果的な使用方法
ハーレイDFは生育初期のスズメノカタビラに卓効を示します。9~10月の比較的温暖な時期の使用においては効果の発現・完成ともに早くなります。しかし土壌中の分解は速やかに進み残効は期待できません。従ってこの時期の使用にあたっては秋冬期土壌処理剤との組み合わせで使用するのがより効果的です。
11月以降の使用においては効果の進展が緩慢となりますが、最終的には十分な効果が得られます。そしてこの時期においては土壌中の分解が緩やかなため翌春までの間、新たに土壌から発生してくるスズメノカタビラにも長期に渡り効果が持続します。
早春期の使用においてはスズメノカタビラの生育活性が高まり効果の発現は速やかですが、大型個体になっている場合は、効果の完成までには時間を要します。この時期の使用に当たっては春夏期土壌処理剤との組み合わせで使用するのがより効果的です。
メヒシバ、アキメヒシバに対しての効果的な使用方法
ハーレイDFは発生揃期から2~3葉期までのメヒシバ、アキメヒシバに卓効を示します。この時期の使用においては、温暖に向かう時期でありその後の土壌中の分解は速やかに進むため、個体によっては再生に転じる場合が見られます。また、その後の土壌残効は期待できません。従ってこの時期の使用に当たっては春夏期土壌処理剤との組み合わせで使用するのがより効果的です。