RACコードとは?
農薬の抵抗性の出現を防ぐために知っておきたいコード(記号、数字)
農薬の抵抗性の出現を防ぐためには、同じ作用機構の薬剤を続けて使用しないことが大切なのですが、各薬剤の作用機構を覚えるのは大変ですよね?
そこで、薬剤の作用機構を分類し、わかりやすく記号で示したものが『RACコード』です。
IRACは殺虫剤(insecticide)、FRACは殺菌剤(fungicide)、HRACは除草剤(herbicide)に対応しています。
抵抗性の出現の回避と効果的な防除に‼
製品名や成分名が違っても同じ作用機構の場合があります。RACコードを確認して、同じ作用機構の薬剤を続けて使用しないようにしましょう。異なるコードの薬剤を体系的に使用する計画を立てて、抵抗性の出現のリスクを低減しながら、効果的な防除を行ってください。
農薬の使用計画作成時に以下のRACコード分類表を参考にしてください。
リンク先:クロップライフジャパン(旧 JCPA農薬工業会)
※2024年11月現在の情報です。