ジメテナミドP・リニュロン
大豆、飼料用とうもろこし向け除草剤
- 基本情報
- 詳細情報

- 種別
- 除草剤
- 適用場面
- 農耕地
従来のエコトップ乳剤を改良し、有効成分の一つであるジメテナミドを活性の高い光学異性体に変更しました。
登録番号 | 第23201号 |
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毒性 | 普通物 |
有効年限 | 4年 |
危険物表示 | 第2石油類 危険等級III |
性状 | 黄赤色澄明可乳化油状液体 |
包装 | 500ml×20 2L×6 5L×2 |
有効成分 | ジメテナミドP8.5% リニュロン(PRTR・1種)12.0% |
その他成分 | キシレン(PRTR・1種)1.1% ナフタレン(PRTR・1種)7.1% メチルナフタレン(PRTR・1種)12% |
対象作物名
だいず、飼料用とうもろこし特長
- 有効成分の一つであるジメテナミドを除草効果を示すS 体(ジメテナミドP)のみにし、より少ない成分量で従来品と同等の除草効果を発揮し、環境に与える負荷を軽減した製品です。
- は種後出芽前(雑草発生前)の処理で、イネ科・広葉を問わず広範囲の一年生雑草に高い効果を発揮します。
- 土壌の種類、気象条件に左右されることが少なく、常に安定した効果を発揮します。
登録内容
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 適用土壌 | 使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 適用地帯 | ジメテナミド及びジメテナミドPを含む農薬の総使用回数 | リニュロンを含む農薬の総使用回数 | |
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薬量 | 希釈水量 | |||||||||
だいず | 一年生雑草 | は種後出芽前 (雑草発生前) |
全土壌(砂土を除く) | 400~ 600mL/10a |
100L/10a | 1回 | 全面土壌散布 | 全域 | 1回 | 2回以内 (全面土壌散布は1回以内、雑草茎葉兼土壌散布は1回以内) |
飼料用とうもろこし | 1回 |
注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 本剤の所要量を所定量の水にうすめて、よくかき混ぜてから散布してください。
- 発芽後の雑草に対しては効果が劣るので、雑草発生前に時期を失しないように散布してください。
- 散布直後の多量の降雨は薬害を生じるおそれがあるので、天候を見極めてから散布してください。
- 砕土、整地はていねいに行い、種子が露出しないように覆土はできるだけていねいに行い、覆土深を2~3cm以上としてください。
- マルチ栽培、トンネル栽培等での使用は、薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- 隣接作物にかかると薬害を生じるので、散布液がかからないよう注意して散布してください。特に風の強い時の使用はさけてください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意してください。
- 散布に使った器具等はよく水洗いして、他の用途に使用する場合は影響のないように注意してください。
- 誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受けてください。
- 原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護メガネを着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 原液は皮ふに対して強い刺激性があるので、散布液調製時には不浸透性手袋を着用して薬剤が皮ふに付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めてください。
- 漏出時は、保護具を着用し、布・砂等に吸収させ回収してください。
- 移送取扱いは、ていねいに行ってください。
- 危険物第四類第2石油類に属するので火気には十分注意してください。
魚毒性等:使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
保管:火気や直射日光をさけ、食品と区別して、低温な場所に密栓して保管してください。
- 本剤の使用に当たっては、必ずラベルをよくお読みください。また使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けていただくよう、お願い申し上げます。
お問い合わせ先
丸和バイオケミカル株式会社
アグロ普及部
TEL:03-5296-2345