トリクロピル
芝生や管理地の広葉雑草防除に手軽な微粒除草剤!
- 基本情報

- 種別
- 除草剤
- 適用場面
- ゴルフ場等
ザイトロン微粒剤は広葉雑草に幅広く効果のある除草剤で、有効成分が鉱物質微粒に塗布されています。有効成分が有する「主に葉から吸収されて効果を発揮する仕組み」を変えないよう製造されているため、水の便が悪い場面などでの雑草防除に手軽で便利です。
登録番号 | 第14706号 |
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毒性 | 普通物 |
有効年限 | 3年 |
性状 | 類白色微粒 |
包装 | 1kg×20 |
有効成分 | トリクロピル3.0% |
対象作物名
日本芝(こうらいしば、のしば)適用場所
公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面等特長
- クズなどのつる類や、抵抗力の強い広葉雑草、かん木類に対して強力な枯殺力を発揮します。
- 微粒剤ですから雑草の茎葉への付着性がよく、植物体内への吸収も確実です。
登録内容
作物名 | 適用場所 | 適用雑草木名 | 使用時期 | 10アール当たり使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | トリクロピルを含む農薬の総使用回数 |
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日本芝(こうらいしば、のしば) | - | 一年生及び多年生広葉雑草 | 雑草生育初期~生育盛期 | 7.5~10kg | 3回以内 | 雑草木茎葉散布 | 3回以内 |
樹木等 | 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面等 | クズ、落葉雑かん木、一年生及び 多年生広葉雑草 | 雑草木の新葉展開後~生育盛期 | 10~12kg | 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草木茎葉散布 |
- 本表では登録内容の一部を省略し、関連内容のみを記載しています。
- 本表に作物名「樹木等」と記載していますが、本剤は直接樹木に使用するものではありません。
本表の適用場所、使用方法、注意事項に従って、樹木や花などの有用な植物に影響を与えないよう注意してください。
注意事項
- ススキ、ササ類、メヒシバなどイネ科の雑草の優占する地帯では使用しないでください。
- 落葉かん木に使用する場合、樹高1~1.5m以下の時期に使用してください。
ムラサキシキブ、リョウブ、クロモジや大きな切株からの太い萌芽及び常緑かん木の優占する所では使用はさけてください。 - 対象雑草木の葉が十分展開した後に茎葉全面に均一に散布してください。散布が遅れると効果が不十分となるので使用時期を失しないように注意してください。
- 使用量は雑草木の繁茂の程度に応じて適宜増減してください。
- 雑草木の群生している場所に局所施用する場合は散布面積の割合に応じて使用量を減らしてください。
- 散布後の降雨は効果を減ずるので、天候を見定めてから散布してください。
- 風の強い日には、散布地以外に飛散したり、一旦付着した薬剤が対象雑草木の葉面から落ちて効果が減ずることがあるので、散布はさけてください。
- 果樹など他の農作物にかからないよう十分注意してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 公園、提とう等で使用する場合、特に以下のことに注意してください。
- 激しい降雨の予想される場合は使用をさけてください。
- 有用植物に薬害が生じないよう、飛散や流出に十分注意して散布してください。
- 水源池、養魚池等に本剤が飛散・流入しないように十分注意してください。
- 散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、容器、空袋等は環境に影響を与えないように適切に処理してください。
- 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、林業技術者の指導を受けることをおすすめします。
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼してください。
- 公園、堤とう等で使用する際には、小児や散布に関係のないものが作業現場に近づかないよう配慮するとともに居住者、通行人、家畜などに被害を及ぼさないよう注意を払ってください。また散布後にあっても、少なくともその当日は散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立札を立てるなど配慮してください。
- 散布薬剤の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう散布地域の選定に注意してください。散布区域内の諸物件に十分留意してください。
- 直接皮ふに触れると人によりかぶれを生ずるおそれがあるので、皮ふに付着しないように注意してください。特に本剤を直接素手で触れることはさけてください。
- 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。
保管:密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所に保管してください。種子、苗、肥料、他の農薬等と隔離してください。
- 本剤の使用に当たっては、必ずラベルをよくお読みください。また使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けていただくよう、お願い申し上げます。
お問い合わせ先
丸和バイオケミカル株式会社
ユニカス普及部
TEL:03-5296-2355